転職活動を何ヶ月もしていると…
・何社受けても内定が決まらなかったり
・そもそも求人数が少なかったり
・雇用保険の期限が迫ってきたりして
・「新卒じゃないからむずかしい」と不安になったり
・両親や家族にネチネチ言われたりして
といったことが原因で、普段では絶対ないような「焦り」を感じている人も多いと思います。
転職活動の「あるある」ですよね。
そんな切羽詰まった状況だと、簡単に内定が取れる職種や、自分のがやりたいとは思わない企業が出してくれた内定に「もう転職活動はコリゴリ…ここで決めてもいいかな」と妥協してしまいがちですが、ちょっと待ってください。
そうやって決めた就職先は、本来は自分のやりたかったこととはちょっと遠い職種なので、後悔したり長続きしない可能性が高いです。
というか、ほとんどの人が、そうやって妥協で決めた職業に
「後悔はしているけど、家族に心配をかけたくないから・・・」
といった感じで、理由をつけて我慢して働いている場合が多いです。
こんな体験談ってネット上にたくさん転がっています。
間違った電車に乗ってしまって、もう降りられない状態…。
プラットホームにいる今の段階ならなんとかなりますので、将来後悔しないためにも、転職活動は希望を持ってやってください。
絶対に妥協してはいけませんよ。
ということで、本日は、転職活動で妥協しないためのポイントについて紹介していきますね。
企業側の公開求人が、減少傾向にある理由
転職活動がなかなかうまくいかない理由の一つに、「企業側がハローワークなどを使って正社員募集をしなくなってきている」というのがあります。
ようするに、目に見える求人案件の数が減ってきているので、転職活動において手詰まり感が早々に出てしまうのです。
（会社が正社員募集をしていないのではないですよ）
一昔であれば、自分の住んでいる地域の求人情報は、ハローワークに行けばだいたい把握できたものでしたが、今ではそうはいかなくなってきているのです。
その理由を簡単に説明していきますね。
まず最初に、企業がハローワークなどに求人を出して求人募集をするとなってくると、
・試験もしなければならないし
・面接もしなければならない
そしてそうやって内定した人でも実際に戦力にならない可能性がある、というリスクがあります。
面接、内定の段階ではまだ働いていないので、戦力は未知数ですからね。
試験やとか面接…特に面接の受け答え例なんかは、ネット上を探せばいくらでも見つけることができますので、最近ではあまり重要視しなくなってきました。
なのでそういったこともあり、最近では試験の結果や面接よりも「戦力になるかどうか？」のほうが重要視されてきています。
そして、いったん採用してしまうと、なかなか解雇にはできないし…正社員を採用するって、費用がかかる割に、それに見合った人材が確保できるかどうかは丁半博打である場合も多いのです。
実は転職に関しては、求職者だけでなく、会社側もヒヤヒヤものなんですよ。会社側も妥協して内定を出すと、あとで後悔する可能性が出てきますからね。
後悔したくないのはどっちも一緒なんです。
こういったことが原因で、最近ではハローワークを使う企業が減ってきている傾向にあります。
従来の「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」といった人材募集方法では、コストがかかって、しかもリスクが大きい、といえばわかりやすいでしょうか？
なので最近では企業側は「使えそうな人材を狙い撃ち」といった求人方法を使ってきている傾向があります。
ではどうやって正社員を募集しているの？
ハローワークに求人を出さなくなったので、正社員募集はしていないのか？と言われれば、けっしてそうではありません。
会社側は必要に応じて人材を募集しています。
たとえば、人材が足りない部署においては、派遣社員を一時的に増やすことでなんとかしている場合もあります。
とはいえ、だからといって、転職活動において派遣社員になることはおすすめしませんよ～。派遣社員になって仕事をするのはとても簡単なんですが、そこから這い上がるのには並大抵な努力と時間が必要になってきますからね。
転職活動に妥協は禁物、です。
話がずれてしまいましたので、元に戻しますね。
企業は正社員募集をやめたのではなくて、正社員募集の方法を変えてきているのです。
まず結論から言うと、企業は正社員募集をハローワークでしなくなった代わりに転職エージェントを利用するようになったんです。
先程も書いたように、一昔前の求人方法は、「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」といった方式でしたが、今では転職エージェントを利用して、「使えそうな人材を狙い撃ち」しているんです。
転職エージェントを利用して人材を確保するやり方のほうが、求人にかかるコストも削減できますし、狙った人材を確保できる確率が高くなりますからね。
要するに会社側も正社員募集に関しては失敗したくないので、こういった感じで、成功する確率が高い方式にスライドしてきているのです。
言い換えると、いい人材を確保するために、企業はハローワークを利用しなくなった代わりに、転職エージェントを利用する傾向がある、ということですね。
その証拠として、派遣会社や転職エージェントなどの会社が最近増えていたり上場しています。
転職エージェントを利用するメリット
ここまでは、企業側から見た転職事情についてだいぶ詳しく書いてきました。
なので次に、転職活動をしている私たち視点から、「この状況でどうやって立ち回ったらいいのか？」について紹介していきますね。
まず最初にすることは、「転職エージェントに登録すること」です。
先程書きましたが、ハローワークにはない求人案件が転職エージェントにはたくさんあります。
そして、そういったものは非公開になっている場合が多いので、より多くの求人情報を手に入れたいのであれば、転職エージェントに登録して、そういった情報に触れてみてください。
もしかしたら、ハローワークでは見つけることができなかった、あなたの「やりたいこと」が、そこにはある可能性が高いですね。
なので、ハローワークだけを探して、知った気になって、転職を妥協するのは絶対ダメ、もったいないですよ。
また、転職エージェントを利用することで、転職に関する心配事を気軽に相談できる、といったメリットもあります。
例えば、
・転職期間が長いけど、履歴書にはどう書いたらいいの？
・資格がないけど、就職してから取るのは大丈夫？
・条件が合う企業があるけど、実際にはどんな感じ？
・面接の日程を調節してほしい
・残業時間って実際にどうなの？
などなど転職に関しては、わからないこと、不安なことがいろいろあると思います。
それに対して転職エージェントのスタッフはそれに合った回答を持っています。なんせ転職に特化した企業なので、そう言った転職に関するノウハウの蓄積はすごいですよ～。
自分で色々悩んでいる時間はもったいない…専門家に相談してズバッと答えてもらったらいいんです。
まとめてみると、転職エージェントに登録することで、
・非公開求人の情報に触れることができる
・転職エージェントにわからないことを聞くことができる
といったメリットがあります。
とくに、ハローワークにはない非公開の求人情報に触れることができるのは、とても大きいいですよ。
一気に選択肢が広がってきます！
なので、これを最大限に活用して妥協のない転職活動をすることが可能になってきますので、将来においても後悔しない納得のいく転職になります。
転職活動がんばってください。
あなたの成功を祈りします。
