離婚後パート掛け持ちもいいけど、この手があったか!と言いたい次の一手

転職活動のコツ

離婚してパート掛け持ちってどう?

・離婚したから何とか収入を底上げたい!
・ダブルワークってきついって言うよね
・パートの掛け持ちってデメリットが多そう…

と、お悩みではないですか?

 

たしかに、離婚して一人で子育て…それに加えてパートを掛け持ちダブルワークって、しんどいものがあると思います。

とはいえ、離婚したから収入を底上げしないと生活が成り立たなくなってしまうし…

と、がんばって仕事をするのはアリなんですが…ちょっと考えてみてください。

 

時給を上げることができれば、パートを掛け持ちのダブルワークをすることはありませんよね。

例えば、今、時給が1000円のパートをしているのであれば、それが1200円とか1300円になれば、無理して掛け持ちバイトをする必要はなくなります。

それどころか、掛け持ちする時間が空きますので、その分、

・子どもと過ごす時間
・家事をする時間
・集中して資格の勉強をする時間

に回すことができますので、より精神的にも余裕が持てる生活になりますよね。

 

なので、離婚してパートを掛け持ちすると考えているのであれば、ちょっと待ってください。

やり方次第では、掛け持ちしなくてもそれと同等の金額は稼ぐことができるんですよ。

ということで本日は、離婚してパートの掛け持ちを考えている女性のために、パートの掛け持ちしなくても、それ以上稼ぐ方法について紹介していきますね。

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パートの掛け持ちって稼げる?徹底比較してみた!

パートの掛け持ちを徹底比較する前に…基準を決めたいと思います。

そうですね…例えばキリのいい数字で、月収30万円にしましょう。

毎月30万円稼ぐには・・・

毎月30万円稼ぐには、時給で比較すると、何時間かかるか徹底比較してみますね。

■時給1000円の場合

時給1000円では、300時間必要になってきます。

これは、1日10時間働かなければ稼げない金額ですね…。

フルタイム8時間+ダブルワークで2時間を、一か月休みなく働くと、30万円に届きます。

これはやめておいた方がいいです。

一日の労働時間が長いし、しかも休みがないのでデメリット多すぎ!

オススメしません。

というか、体を壊すから絶対にするな!

■時給1100円の場合

時給1100円の場合、30万円稼ぐには、272.7時間必要となってきます。

一か月に二日とちょっとは休む時間がありますが、それでもそれ以外の日は1日10時間労働ですので、かなりきついと思いますよ。

多分半年も続かないんじゃないかな…この働き方も、労働時間が長いというデメリットが目立ちますよね。

なので、おススメしませんよ。

■時給1200円の場合

時給1200円で30万円稼ぐには、250時間が必要になってきます。

イメージ的には、週一で休みでそれ以外は10時間労働…だと一か月でだいたい250時間~260時間くらいの労働時間になりますよ。

毎日残業で帰れないようないそがしい仕事だと、こんな感じですよね。

ここまでくると、労働時間の長さというデメリットはほとんど目立たないですよね。

■時給1300円の場合

時給1300円で30万円稼ぐには、230.8時間が必要になってきます。

月に6日休みが取れますが、それ以外は10時間労働ってパターンですね。

週一の休みで計算すると(25日出勤)9.2時間…8時間のフルタイムのパートとあと1.2時間の仕事が週6って計算になります。

・23日出勤の場合:一日当たり10.0時間の労働
・24日出勤の場合:一日当たり9.6時間の労働
・25日出勤の場合:一日当たり9.2時間の労働
・26日出勤の場合:一日当たり8.9時間の労働
・27日出勤の場合:一日当たり8.5時間の労働

パートで掛け持ちを考えるなら、無理をしないことが重要。

となってくると、時給1300円が最低ラインかな…と思います。

それ以下の時給で30万円稼ぐとなると、労働時間が長くなってきますので、精神的にも肉体的にもしんどいと思いますよ。

■時給1400円の場合

時給1400円で30万円稼ぐには、214.3時間が必要になってきます。

ここまでくると、それなりに楽だと思いますよ~。

25日働くなら、一日の労働時間は8.6時間です。

26日働くなら、一日の労働時間は8.2時間ですので、こうなると、週に1回1時間残業すれば可能なので、現実的な数字ですね。

ちなみに、27日働くと一日の労働時間は7.9時間と8時間を切りますので、ここまでくればフルタイムの8時間以下ですよね。

■時給1500円の場合

時給1500円で30万円稼ぐには、200時間が必要になってきます。

25日働くなら、一日の労働時間は8時間で達成できるので、残業する必要はありません。

ここまでくれば、パートを掛け持ちして働く必要はなくなりますね。

 

ということで、徹底比較してみましたが…離婚をしてパートの掛け持ちを考えるなら、まずは時給を上げることが重要だとお判りいただけましたか?

私が考える最低ラインは、時給1300円ですがそれでも労働時間は多いと思います。

なので、できれば時給1400円!

そして時給1500円なら一日8時間の25日出勤で月収30万円可能ですので、出来ればここを目指してパートを考えてほしいです。

実はパートの掛け持ちは時間の無駄!

私も過去に、パートというか仕事の掛け持ちをやったことがあります。

車の事故で、ちょっとした借金を抱えた過去がありまして…

 

当時、派遣会社で働いていたのですが、派遣会社の仕事はいつも17:00時に終わるんです。

なので、そこからの時間が空いていますので、掛け持ちダブルワークをすることにしました。

二つ目の仕事は、パチンコ屋さん。

事情を話すと、

「18:00~19:00の間に出勤してくれればいいよ」

って感じで、最初は出勤時間が読めなかったので(帰宅ラッシュなので、それと会社バレしないようにちょっと遠い場所なので)19:00スタートから始めました。

ちなみにパチンコ屋さんの閉店は23:00、それから掃除などで0:00にバイト終了です。

 

当時は派遣社員としての時給は1300円なので、

時給1300円x8時間=1万400円が日給
1万400円x25日出勤=26万円

が毎月の給料でした。

 

それに加えて、パチンコ屋さんのアルバイト代が、

時給1200円x5時間=6000円が日給
6000円x12日出勤(週3勤務)=7万2000円

 

なので、収入は30万円を超えたんですが・・・ものすごくしんどかった記憶があります。

だって、掛け持ちバイトのある日は帰るのは0時過ぎでしょ…帰ってから何もできないんですよ。

それが続くと…家事は貯まるばかりなんですよね。

しかも、次の日も疲れが抜けないので、バイトがない日も家事も中途半端で…ってしているうちに次のバイトの日がやってきます。

そうすると、たまにある休日もたまっていた家事をこなすだけで、全然休めないんですよね…。

 

なので、パートの掛け持ちはおススメしません。

というか、よっぽどのことがない限りやめておいた方がいい!

それよりも、目標の金額があるなら、少しでも時給のいい仕事を探して、ちょこっと残業したら達成できる…くらい感覚で仕事を探したほうがいいと思いますよ。

はっきり言います。

パートの掛け持ちは正解ではないです。

離婚したので仕事をする時間を多くして、収入を底上げしたい…という気持ちは、ものすごくわかります。

ですが、それよりも、時給のいい仕事を探して、掛け持ちするのと同じくらいの金額を稼ぐのが、正解なんですよ!

その方が労働時間が少ないので、仕事以外のことに時間を有効に使うことができるんですから。

 

でも、そんないい仕事って簡単に見つかるの?

はい、やり方次第では簡単に見つかる場合もあります。

だって私の友人のシンママは、仕事探しのやり方を変えたことで、パートから正社員になったんですよ!

結構簡単に正社員の仕事は見つかりました!

今は正社員として、

・年に一回昇給があるし
・各種保険も完備しているし
・年に二回ボーナスもあるんです

とても一生懸命に、仕事も子育ても頑張っていますよ!

 

と、だいぶ長くなってしまいましたので、実際に、シングルマザーが正社員に転職を成功させた体験談は別の記事に書いてあります。

こちらの記事も参考にしてみてください。