女性だけど、正社員になりたくない…
・なれないんじゃなくて、なりたくない
・フリーターだと、イメージ悪いのかな
・年収は、生活できる分だけあればいい
・正社員になる必要性を感じない
・我慢して正社員をしなければいけないの？
と、お悩みではないですか？
たしかに、女性の場合男性と違って、結婚・出産がありますので、
「無理して正社員にならなくてもいいかな」
って考えている人も多いですね。
私の友人にも何人かいますよ～。
話を聞いてみると、それなりに充実した生活を送っているので、それはそれでありだと思います。
だって、仕事が出来ることが、幸せとは限らないですからね…。
とはいえ、フリーターや派遣社員でいる場合と、正社員とでは、いろいろな場面において違いがあります。
なので、そういったことをよく知ってから、正社員かそれ以外かを選んでもいいと思いますよ。
ただ単に、感情論で
「正社員になりたくない…」
とやるよりも、その中身をちゃんと知ってから決めたほうが、あとになって後悔しないですからね。
ということで本日は、正社員になりたくない女性のために、正社員とそれ以外の違いについて解説していきますね～。
正社員になりたくない女性はこれ知っている？
リーマンショックって知っていますか？
2008年に、アメリカのリーマンブラザーズの経営破綻により、連鎖的に正解規模の金融危機が発生したのですが…この時はすごかったですよ。
まず、派遣社員やフリーターの仕事がほとんどないんです。
たとえ仕事があったとしても、それに対する応募が殺到しますので、なかなか採用されないんですよ。
なので、フリーターや派遣社員はなかなか仕事が決まらず、社会現象にもなり、よくニュースで取り上げられました。
正社員になりたくない…と考えるのはもちろんいいのですが、フリーターや派遣社員だとこういったデメリットがあることはちゃんと理解していてくださいね。
それ以外にも、正社員になりたくないのであれば、フリーターや派遣社員であるデメリットは知っておいた方がいいでしょう。
ということで、ここからは、
・フリーターや派遣社員であるデメリット
・フリーターや派遣社員であるメリット
について、わかりやすく紹介していきますね。
フリーターや派遣社員であるデメリット
正社員ではなく、フリーターや派遣社員であるデメリットは、
・ボーナスがない
・昇給がない（月給が上がらない）
・派遣切りになる可能性がある
・スキルが身につかない
などが考えられます。
それぞれわかりやすく解説していきますね～。
■ ボーナスがない、昇給がない
フリーターや派遣社員の場合、昇給がほとんどありません。
ですが、基本給は正社員よりもちょっと高めの場合が多いですね…。
例えば、正社員の初任給を時給換算すると、1250円であったとすると、派遣社員の場合1350円とか…って感じ。
ですが、ボーナスがないし昇給もほとんどありませんので、時間がたつにつれ上がらない給料に苛立ちを覚える人も多いようです。
また、正社員の場合、時間がたつにつれ、昇給がありますので、生活がどんどん豊かになっていきます。
それに比べて、正社員になりたくない派遣社員やフリーターの場合、時間がたっても昇給がないので、生活水準が上がらないんですよね…。
20代前半の若者ならそのままでもいいのですが、30代40代になってもそのままだと、大変な思いをしたり、イメージダウンにつながる場合が大きいですよ。
■ 派遣切りにあう
先程も言いましたが、派遣社員やフリーターの場合、会社の都合で契約期間を理由に、派遣切りに合う可能性があります。
それが、会社だけのものであればいまた仕事を探せばいいのですが、先ほども言ったように、大規模なものになると、次の仕事を探そうとしてもなかなか見つからない場合もありますので、この辺は常に気を付けておきたいですね。
仕事がなくなると、収入がなくなりますので、そのから這い上がるのは、ちょっと苦労する場合が多いですね。
そういったリスクを考えて「正社員になりたくない」と考えながらも、結婚までは正社員として働く女性の割合も多いですね。
■ スキルが身につかない
派遣社員やフリーターでもスキルを身に着けることはできます。
ですが、スキルや資格を身に着ける時に、会社の正社員であれば、会社からの補助が出ますので、無料…まではいかないかもしれませんが、安い料金で資格が取れることが多いのですが、フリーターや派遣社員の場合、そうはいきません。
フリーターや派遣社員の場合、資格を取ったとしても「会社の資産」にはならないという考えがりますので、会社側としても積極的に助けてくれないんですよ。
そうなってくると、資格を取るにしても、全部自腹なんですよね。
これが結構でかい金額になってくると、必要性があるにもかかわらず、
「生活を我慢してまで取る必要があるの？」
ってなってその結果、あきらめてしまう派遣社員が多いんですよ。
そうなると、自分が成長しないので、次の派遣先がなかなか決まらない…なんてこともあるみたいですよ。
と、ここまでが、フリーターや派遣社員である場合のデメリットです。
ここからは、フリーターや派遣社員であるメリットについて紹介していきますね。
■ フリーターや派遣社員であるメリット
フリーターや派遣社員であるメリットは、
・バイトや副業の掛け持ちができる
・仕事に対して責任を持たなくてもいい
・仕事を辞めやすい
などが考えられます。
これについても、それぞれわかりやすく解説していきますね～。
■ バイトや副業の掛け持ちができる
正社員が副業解禁…なんて言われていますが、まだまだ副業禁止な会社が多いのが現実なんです。
その理由は、本業に支障をきたす可能性があるから…。
なので、正社員って待遇がいい分、実は、縛られている場合が多いんですよ。
中には会社には内緒で副業をしている人もいるみたいですが…見つかった解雇にはならないまでも、マイナス評価には確実になります。
例えば仕事で失敗をしたときに、副業をやっていないのであれば、
「今から取り返せば、間に合うよ」
ってなるものが、副業をやっていることで、
「副業がいそがしいから、仕事が出来ないんじゃないの？」
なんてことになってしまいますので、やはり副業禁止の会社で隠れて副業をするのはデメリットが大きいですね…。
将来的に独立したいから正社員になりたくない、って考えて、副業をしながら派遣社員として働いている女性も多いです。
この辺は、どれが正解かは個人によって違いますが、女性の場合、男性とは違い、結婚や出産といったタイミングで仕事を辞める場合が多いので、その先のことを考えてプランを立てる必要性がありますね。
■ 仕事に対して責任を持たなくてもいい
仕事で何かトラブルがあった…なんて場合に責任を取るのは派遣社員やアルバイトではなく、正社員なのです。
でも、知っている人も多いと思いますが、こういった場合に責任を擦り付けられるのは派遣社員だったりアルバイトだったりする場合もあります。
さらに、正社員の中で責任の押し付け合い…なんてこともあるので、それが嫌で正社員を辞めていく人もいるんですよね…。
また、女性の中にも、責任のなすりつけ合いが嫌で「正社員になりたくない」と考えている人の一定数います。
人間関係とか派閥争いとかって、正社員に限らずどこにでもありますので、仕事を気軽に変えられるフリーターがいいのもうなずけますね。
■ 仕事を辞めやすい
派遣社員やフリーターのメリットとして「仕事がやめやすい」ことが挙げられます。
正社員の場合、良くも悪くも人間関係が基盤になっていることが多く、その結果、仕事を辞めにくいんですよね…。
それに比べて派遣社員やフリーターの場合、仕事を辞めて自分のやりたいことを優先することができます。
も、何かやりたいことがあれば、正社員ではなく派遣社員やフリーターとして働くのもありなんですが、やりたいことがない場合は、それが見つかるまでは、正社員として働いてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
正社員にはなりたくない…と考えているのであれば、感情論で決めつけるのではなく、一度ちゃんと調べたうえで、自分なりの結論を出したらいいと思いますよ。
その方が、あとになって後悔しなくても済みますからね。
