パート代は保育料で残らない?次の選択肢6つとメリット・デメリット

主婦のパート事情

パート代は保育料で残らない…

・それでも保育園に通ったほうがいいの?
・扶養の限度内で働いてもほとんど残らない
・専業主婦で育児に専念したほうがいいのかしら?
・月によっては保育料が赤字になる場合も
・パート代が実質貯金できていない

・保育料が赤字になると、家計の負担がでかい
・パートが無意味に感じる…

と、お悩みではないですか?

 

たしかに、保育園に預けるとなると、意外にお金がかかってしまいますので、
それだったら家庭教育をして育児と家事を両立したほうがいいのかも…
って考えちゃいますよね。

けど、保育園に預けると社交性が育まれたりして、家にいるときと違ったことが学べるのは確か。

なので、どうしたらいいのもか・・・。

・専業主婦として子供の面倒を見た方がいいのか?
・子供を預けて保育園に通わせたらいいのか?
・それとも他の選択肢があるのか?

選択肢はいろいろとありますが、「お金のこと」「子供のこと」を考えた上で、後悔のない選択をするために、それぞれのメリット、デメリットを紹介していきますね。

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まず最初に知っておくこと

パート代は保育料で残らない…とよく言われますが、果たして本当なのでしょうか?

ちょっと気になったので調べてみました。

 

まずはパート代ですが、これは「扶養の壁」というものがありますので、パートで働いている方はだいたいこれを目安にして働き先や給料を決めていると思います。

一般的に言われている「扶養の壁」というのは、

・103万円の壁(月収8.5万x12ヶ月)
・150万円の壁(月収15万円x12ヶ月)

この2つのことですね。

これ以外にも130万円、106万円と、いろいろあります。

これは配偶者控除の制度が変更されると、それに伴い変わってきますので、詳しくは専門家に聞いてみるか、毎年検索してみたほうがいいかな。

とにかく、年収が103万円(月収8.5万x12ヶ月)もしくは、150万円(月収15万円x12ヶ月)を超えると、働き損になる可能性が出てきますので気をつけている主婦の方が多いですね。

・103万円
・150万円

とりあえずは、この数字だけでいいので覚えておいてくださいね。

 

では次に保育園の保育料に関してですが、これは地域や子供の年齢、年収、保育時間によってによってバラバラ…なので全国的な平均値ですが、調べた結果、

認可保育園の場合:月額2~3万円
認可外保育園の場合:月額5万円前後

と言う数字が出てきました。

月額2~3万円は安いのかな・・・?とはいえ、これは基本料金ですので、これ以外にも制服代など見落としがちですが、保育料以外の負担がかかってきますので、実際はもう少し費用がかかります。

保育園や幼稚園にかかる費用ですが、

  • 月額4万円だと12ヶ月で48万円
  • 月額5万円だと12ヶ月で60万円
  • 月額6万円だと12ヶ月で72万円
  • 月額7万円だと12ヶ月で84万円
  • 月額8万円だと12ヶ月で96万円
  • 月額9万円だと12ヶ月で108万円
  • 月額10万円だと12ヶ月で120万円

となってきます。

月額が7万円を超えたあたりから先ほど紹介した扶養の壁にグッと近づいてきますので、このくらいの保育料を払っているのであれば「パート代は保育料で残らない…」って感じる人も多いようですね。

とはいえ、「パート代は保育料で残らない」と感じる金額は人それぞれ、パート代を多く稼いでいるのでそれほど負担を感じない人も中にはいます。

なので、

・パート代
・保育料

と2つ紹介してきましたが、もう一つ大事な要素、それが「希望の貯金額」だと思います。

例えばパートで月に8万円稼いでも5万円ほど保育料に持っていかれるのであれば、手元に3万円しか残らないので、将来のためにもう少し貯金をしておきたいのであれば「ちょっと少ないな…」と感じてしまうのも仕方ないですよね。

なのでどうするか?ですがこれは次の章で具体例を紹介していきますね。

パートで保育料が残らない場合の対策

パート代は保育料で残らない…ときの次の選択肢ですが、これはわかりやすく表にしてみますね。

・縦軸が、保育園に子供を預けるかどうか?
・横軸が働くかどうか?

となっています。

働かない 扶養の壁以内で働く 扶養の壁を超えて働く
子供を保育園に預ける
子供を保育園に預けない

表にして見える化してみると、わかりやすいですね。

それぞれのパターンのメリット、デメリットを紹介していきますね。

①保育園に預ける・働かないの組み合わせ

保育園に子供を預けて働かないのであれば、これは、「保育園に入れたけど、パートが見つからない」というのも含まれます。

・費用がかかる
・収入がない

ということで今回紹介したパターンの中では、一番金銭的に負担が大きいですね。

とはいえ、その金銭的な負担の代わりに、時間的な自由度が一番大きいので、次のステップまでが一番はやいと思います。

また、時間がたっぷりあるので、家事に専念できるし、いろいろと将来のことについて考えるのもいいですね。

ゆっくり計画を練って、そしてそれを実行に移す準備をするのはもってこいの期間だと思います。

この時間を無駄にしないで、いろいろと可能性を探ってみてください。

【参考記事】

ハローワークでパートが決まらない理由を知ると転職活動に有利だよ
ハローワークでパートが決まらない… ・ハローワークで紹介された仕事はいつも不採用 ・子持ちの主婦は不利なのかな? ・専業主婦で職歴がないからなのかな… ・もう何回も不採用の通知が届いている ・ハローワークに通うのもキツくなって...

②保育園に預ける・扶養の範囲内で働くの組み合わせ

小さなお子さんがいる家庭では、多くの主婦の方がこのパターンだと思います。

先程も書いたように、パートの収入額によっては赤字になったりする可能性がありますが、それでも働かないよりもマシなので、フルタイムではなく時短勤務をして、少しでも多く稼いでいる人もいっぱいいます。

ただ、「働きながら、子育てと家事の両立」をやっていますので、一番大変な時期だと思います。パート代もほとんど保育料でなくなってしまいますからね…。

ですが、働かないとなってくると、旦那の収入だけでは毎月赤字になってしまう場合もありますので、それなら働いたほうがいいや!ということで働いて、そのパート代を保育園の費用に回していると思います。

子供が小学校に上がるまではちょっと苦労するかもしれませんが、それを超えてくると楽になってくるし、貯金できる魔金額も跳ね上がってきますので、それまでの辛抱ですね。

③保育園に預ける・扶養の壁を超えて働くの組み合わせ

扶余の壁を超えて働く…ということで、もしかしたら「働き損」になっていませんか?

ちゃんと計算して、そうならないようにしているのであればいいのですが、扶養の壁付近の給料であれば、働き損の可能性があるので、一度調べてみることをおすすめします。

 

扶養の壁を大きく超えて稼いでいるということですので、もしかしたら労働時間が長く、その結果、家事や育児と両立させることで、くたくたに疲れている可能性があります。

・手抜きレシピ
・手抜き掃除

といったキーワードで検索してみて、負担にならない家事や育児の方法を探して見る必要があるかもしれませんね。

④子供を保育園に預けない・働かないの組み合わせ

子供を保育園に預けないかわりに、家庭保育をしている人も多いですね。

特に子供が小さい時はまだ保育園に預けられませんので、こういった方法をとっていると思います。

もしかしたら次のステップを考える時期かもしれません。

 

・子供が大きくなって保育園に通い始めたら
・子供が小学校に上がったら

そうなった時に、今まで子育てに使っていた時間が余ってきますので、その時間をどう有効活用するか?今のうちにちょっとずつ考えておいたほうがいいですね。

⑤子供を保育園に預けない・扶養の範囲内で働くの組み合わせ

子供を保育園に預けない…ということで家庭保育をしながら、在宅ワークなどで扶養の範囲内で稼いでいる主婦の人もいます。

また、もしかしたらおじいちゃんやおばあちゃんに預けて、パートで働いているパターンも考えられますね。

 

最近ではパソコン一台あれば、家事や子育てのスキマ時間に一日2~3時間ほど在宅ワークで月8万円前後は稼ぐのは十分可能ですので、こうやって家事と収入を両立させている主婦の人も多いですよ

⑥子供を保育園に預けない・扶養の壁を超えて働く

・保育園に預けないので、金銭的負担が少ない
・大きく稼いでいるので、余裕がある

ということで、このパターンが一番お金が貯まるパターンですが、なかなか実行できていない人も多いですよね。

無理にここまでする必要はありませんが、将来のことを考えて

・ゆくゆくは家を建てたい
・老後の貯金を多く貯めたい
・子供の学費はちょっと足りないかも

といった感じで、今の給料と希望にギャップがあるのであれば、それを埋めていく必要があります。

とはいえ、子供が小学校に上がると今までとは違ってとても楽になりますから、そんなに焦らくても大丈夫だと思います。

まとめ

「今の自分が置かれている状況」と「将来どうなりたいか」のギャップを考えると、「今何をすればいいのか?」が見えてくると思います。

それをあえて6つの選択肢に分けてみたのですが、参考になりましたか?

パート代は保育料で残らない…のであれば、

・保育園をやめるのか?
・保育園を変えるのか?
・パートの時間を増やすのか?
・パートを変えるのか?
・それとも…

選択肢はいろいろあると思いますが、正解はありません。

いろいろな可能性を探ってみて、その中で自分にあった選択肢を見つけてください。

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