ハロワークには每日通う方がいいの?
・求人情報は毎日更新されるから每日通うほうがいいの?
・知り合いが毎日通っているけどそれってどうなの?
・每日更新される新着を確認したほうがいいって言うけど
・頻繁に通いすぎるのもなんだか…
と、お悩みではないですか?
たしかに、「ハローワークの求人情報は每日更新されるから、毎日通うほうがいい」という意見もあります。
現に私の友人もそうでしたし・・・でも実際にはどうなの?
每日ハローワークに通うのはちょっとしんどい時ってありますよね。
実際のところ、私もハローワークに毎日通うのは嫌!
あの独特の雰囲気が、あまり好きになれないんですよね…。
ということで本日は、ハローワークに每日通わない理由について紹介していきますね。
ハローワークに每日通わない理由
新着の求人情報を毎日更新しているハローワークですが、「だったら毎日行って、いち早く新しい情報に触れるほうが有利なの?」と言われれば、私はそうは思いません。
希望の職種の求人案件にいち早く触れたい気持ちはわかりますが、ちょっと待ってください。
ハローワークにいかなくても、インターネットを使うことで、求人情報は見ることができるんです。
具体的なやり方ですが、スマホやパソコンの検索窓に
「自分住んでいる地域名 ハローワーク」
と入力すると、ハローワークのホームページに行くことができますので、そこからハローワークに掲載されている求人情報を見ることができます。
なので、わざわざハローワークに行って求人情報を確認する必要がありません。
ズボラな私の場合、インターネットで確認して、いい求人案件があったらハローワークに行く、っていう感じで利用しています。
交通費もバカにならないしね…。
人気のある求人案件はすぐになくなってしまうの?
「人気のある求人案件はすぐなくなってしまうから、なるべく早く応募したほうがいいよ」と言われますが、私はそう思いません。
さすがに人気のある求人は2週間~1ヶ月以上もそのまま募集を続けているとも思いませんが、1週間位だったら問題ないんじゃないかな、と考えています。
今までのハローワークの求人を見てきた感じでも、「求人情報がすぐなくなる」というケースは、あまりないように感じられましたし…。
なにより、ハローワークに毎日通って新着情報をチェックするのはメンドクサイ…です。
これは企業側から見れば、答えはわかりやすいと思います。
企業としては、より戦力になる人材を募集しています。
なので、募集をしたその日に応募に来た人だけから採用を決める…というのはちょっと考えにくいです。
「一日だけの募集よりも何日か募集して、そこそこ集まった人の中から選考してから採用を決める」と言った方式のほうが、より能力の高い人材を引き当ている可能性がありますので、最低でも3日は募集をしている可能性が高いです。
なので、求人の新着情報の確認はあまり頻繁にしなくてもよく、3日に一度、とか、週に2回程度で充分だと思います。
ハローワークに求人情報が少なくなった理由
ハローワークに、自分にあった求人情報が少なくなってきたと思いませんか?
最近では企業側は人材募集をするときに、ハローワークを使わなくなってきている傾向にあります。
その理由は2つ
・コスト削減
・リスク回避
それぞれわかりやすく説明していきますね。
コスト削減とは?
企業側が人材募集のためハローワークを使うとなると、いろいろと経費がかかってきます。
例えば、
・試験にかかる費用
・面接にかかる費用
・採用、不採用の通知
などなど…お金も人もいろいろ使って人材を募集しているのです。
人気の職種であれば、沢山の人が集まってきますので、それをふるい分けするのにも一苦労…結構な時間とお金、そして沢山の人が関わってきますので、人材募集のために、それなりの予算を組んでいる場合もあります。
できればそんなに費用をかけたくない…というのが企業側の本音。
なので、企業側としては、人材の採用において「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」といった作戦は、最近ではやらなくなってきている傾向がああります。
リスク回避とは?
そして、ハローワークで人材募集をして。応募してくれた人を
・書類選考して
・試験をして
・面接をして
といった感じで段階的にふるいにかけるのですが、最後まで残った人が戦力になるか?といえばそうとは限りません。
最近では「試験の傾向」や「面接の受け答え」に関しては、ネットで探せば見つかる場合も多いです。
なのでそれを参考にして「試験と面接は合格点、でも実際に働かせてみると戦力にならない…」なんて人材が多くいるのが事実なんです。
実際に正社員として採用すると、企業側としては、年収300万円の従業員一人あたり年間約150万円のコストが給料以外にもかかってきますので、できれば戦力にならない人材は採用したくないですよね。
そういったリスを回避するために、最近では人材を確保するために、ハローワークを使わなくなてきている傾向にあります。
まとめてみると、企業側は求人募集をするときに、
・コスト削減
人材募集する際の「時間」や「人」や「お金」と言ったコスを削減している
・リスク回避
戦力にならない人材を採用しないようにしている
となってきている傾向があります。
わかりやすくいうと、今までは「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」方式でしたが、最近では「戦力になる人材を狙い撃ち」方式に変更している企業が増えてきているのです。
なので、仕事探しをしている私たちは、そういった企業側の考えまで知ってから仕事を探したほうがより効率がいいと思います。
では、どうするか?
ハローワークに每日通う時間がれば…
先程も書いたように、企業側は人材募集をする際に「戦力になる人材を狙い撃ち」と言った方式に変更しています。
なので企業側としては、ハローワークを使わなくなてきており、そのかわりに「派遣会社」をよく使う傾向が強くなってきています。
その証拠に、派遣会社の成長は著しく、一部上場している派遣会社もありますしね。
企業側が派遣会社を使うメリットはいろいろあります。
例えば先程書いた、「コスト削減」とか「リスク回避」といったことがまさにそうですね。
戦力にならない人材をいったん採用してしまうと、なかなか解雇ができませんので、企業側としてはなるべく避けたいところ。
先程も書きましたが、年収300万円の正社員を一人採用すると、給料以外にも年間約150万円のコストがかかってきます。
ですが、派遣会社を利用して派遣社員を使うと、
・採用までの時間やお金などのコストを大幅に抑えることができる
・戦力にならない人材は交代することができる
といったかんじで、「コスト削減」と「リスク回避」を両立できるのです。
戦力ならない人材が派遣されたら、契約期間の延長をしなければいいわけだし、戦力になりそうだったら「正社員にならないいか?」と声をかけることができるので、企業側にとって派遣会社を使うことは、メリットだらけなんです。
ということ踏まえて、就活について考えると、私の出した結論は「ハローワークに毎日通う必要はなく、その時間で、派遣会社の求人情報を見てみるほうが、より効率がいい」ということができます。
ハローワークにはない求人情報が、派遣会社にはいっぱいあったりすることもあるしね。
また派遣会社を使って仕事探しをすることで、私たちは派遣会社のスタッフに、
・育児や家事との両立はどうしよう…
・子供が急に熱を出したら…
・残業は難しいときがある
・土日の出勤は難しいけどわがままかな?
・退社する時間は子供に合わせたい
・未経験の仕事だから不安
・託児所ってあるの?
・資格はないけど大丈夫かしら
・履歴書ってどうやって書けば好感度を上げることができるの
といった相談を気軽にすることができます。
一人だと、いくら悩んでもいい答えが浮かばないような問題でも、派遣会社にしてみれば、「過去にすでに解決済み」と言った場合が多いです。
派遣会社には、就職に関するいろいろなノウハウが蓄積されていますからね。
なので、派遣会社に登録して、スタッフにいろいろと相談しながら二人三脚で仕事をしたほうが、スムーズに仕事が決まる可能性が高いですよ。
「ハローワークに毎日通っているけど、なかなか仕事が見つからない…」なんて場合には、派遣会社を利用することも検討してみてください。
あなたの成功をお祈りします。