結婚を機会に仕事をやめました。
ですがまだ妊娠、出産の予定がないのでもう一度働きたいと思い、ハローワークを使っていろいろと応募をしてみたのですが…
どこにいっても面接の段階で「新婚さんはちょっと…」と困った顔をされて不採用になってしまいます。
小さいお子さんがいる主婦は正社員やパートに受かりにくい、とはよく聞きますが、新婚の主婦も一緒なのですか?
新婚の主婦はパートに受かりにくいって本当?
・子供がいないから有利とは思ってたけど
・何回も面接で落とされて不採用に…
・応募しても新婚が理由で落とされる
と、お悩みではないですか?
まず結論から言えば、就職活動において、新婚の主婦の方は小さなお子さんのいる主婦の方よりも、パートに受かりやすいですが、それでもきびしいのが現実ですね。
「子供ができるまでのもう少し貯金額を増やしたい!」
と思う気持はよくわかりますが、企業側としては「なるべく長く働いてくれる人材がほしい」というのが本音。
なので、妊娠、出産の可能性がある新婚の主婦の方にはそういった企業側の考えが高いハードルになって就職活動を難しくしているのです。
とはいえ、視点を変えることで難しい就職活動もそこそこ簡単になっていきますので、本日はその「視点の変え方」について紹介していきますね。
しっかり働いて、子供ができるまでに希望の貯金額を貯めましょう!
新婚だとパートがなかなか決まらない理由
今回の記事は、新婚の主婦の方がパートに受かる方法について紹介していきますが、まずその前に、新婚であるとなかなかパート先が見つからない理由について紹介していきますね。
これは、就職活動をしている私たちの視点ではなくて、企業側の視点の話ですよ~。
まず企業側が人材確保をするときは、採用基準にいろいろな要素があります。
・資格、免許を持っている人
・実務経験者
なんかが、わりとわかりやすいと思います。
そして、その中に「ある程度長く働いてくれる人」と言う希望があります。
ある程度長く…期間に関しては企業によって考え方が違いますが、最低でも3年くらいは考えておいたほうがいいでしょう。
逆に言えば、
・仕事を覚える前にやめる可能性のある人材
・妊娠して産休を取る可能性のある主婦
と採用してその人がやめてしまうと、また人材募集をイチからやり直して教育しなければならないので、これでは時間と手間がかかってしまいます。
なので企業側としては、求人募集をするときは、「できるだけ長期間働くことができる人」を採用基準の中でも特に重視して、書類選考をしたり面接をしたりするのです。
これが企業側の本音。
そのことを考えると、妊娠して退職する可能性のある新婚の主婦は、就職活動は非常に不利、ということができます。
「企業側は長期間働いてくれる人材がほしい!」
これが、新婚で仕事が決まらない理由ですので、逆に考えればこの条件をクリアすれば、転職にチャンスが巡ってきます。
新婚でも転職を成功させるには?
新婚でパートが受かりにくい理由が「企業側は長期間働いてくれる人材がほしい!」ということがわかりましたので、この章では、これについての対策をかいていきますね。
新婚でもパートに受かるためにはまず自分お置かれている現状を把握しましょう。
そのためにまず考えてほしいのは、「お金と子供」に関することです。
◆お金に関しては、
・長期間働いて、ある程度お金をためたいのか?
・短期間でサクッと稼ぎたいのか?
・妊娠するまでの短期間だけ働きたいのか?
・妊娠、出産後も働きたいのか?
・妊娠するまでにいくらくらい貯めたいのか?
・家を建てる?家のローンは?
・出産までに必要な金額は?
・目標とする金額と今の貯金の差は?
・扶養に入るのか?入らないのか?
・フルタイムで働きたいのか?
◆子供に関しては、
・いつまでに子供がほしいのか?
・いつまでは働くことができるのか?
といった感じで、今までは、漠然と考えていたかもしれませんが、一度紙に書いて置くことで整理ができます。
例えば…
現在27歳で31歳に子供を作る予定。
そして、子供ができる31歳まで貯金をパートであと200万円増やしたい。
なので、200万円増やすのに必要な期間は、
4年の場合は、1年で50万円(月4.2万円)
3年の場合は、1年で67万円(月5.6万円)
2年の場合は、1年で100万円(月8.4万円)
こんな感じでじっさいに紙に書いてみるとアバウトに考えていたものが、わかりやすいと思いますし、これを参考にいろいろと考えることもできますね。
(これにプラスして自分の小遣いが月に○万円…なんて感じ)
ようするに、「目標の見える化」ですね。
そして今紙に書いてもらった感じで「〇〇万円貯金できるまでは子供は作らない!」と考えているのであれば、これは就職におけるちょっとした強みになってきますよね。
なので、これを面接の時にアピールポイントにして、全面に出していきましょう!
新婚はいつ妊娠してやめるかわからないから…と企業側は思っています。
なので、書類選考や面接の時に「3年間は子供は作りません」みたいな感じで、長期間働けることをアピールしてみてはいかがでしょうか?
結局のところ企業側は「新婚さんだから…」みたいな思い込みがあり、そのため不採用になってしまう傾向がありますので、その部分を解消してやればいいのです。
これでやっと「新婚の主婦だから」といったマイナススタートではなく、普通のスタート地点にたてますね。
誤解を受けたまま勘違いされて、パートの採用を見送られるのはもったいない!
こういったことは企業に対しても自分に対しても重要なことですので、しっかり伝えた方がいいですよ。
しっかり伝えないで損をしている新婚の求職者はいっぱいいますので、こういったことをしっかり伝えて企業側の疑いを晴らすだけでも就職活動において一歩リードできます。
それで駄目なら縁がなかったということで、さっさと次に行きましょう!
就職活動においては切り替えも大事です。
派遣会社を使うのもあり!
ハローワークでパートの募集を見て応募しているが、なかなか面接で採用されない…のであれば、派遣会社を利用してパート探しをするのもおすすめ!
最近では企業側は人材を募集する時に、ハローワークではなく、派遣会社を利用する傾向にあります。
その理由は簡単で、わかりやすく言うと、
昔はハローワークを使って、大量募集してその中から書類選考や試験、面接と言ったふるい分けをして最終的に内定…といった「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」ほうしきをとっていました。
ですが最近では、派遣会社を使って「必要な人材を狙い撃ち」する傾向があります。
その方がリスク回避やコスト削減に繋がりますからね。
こちらの記事で詳しく書いていますが、企業側は派遣会社を使うことで、例えば「実際に採用してみたら戦力にならなかった…」と言ったリスクを回避できるのです。
企業側の考えとしては、実際に働いてもらって
・戦力にならないなら、派遣社員なので契約期間を理由に入れ替え
・戦力になる場合は、「正社員にならないか?」と声がかかる
といった感じで人材確保をする傾向があります。
こんな感じで、企業側はも派遣会社を使うメリットがありますので、最近ではハローワークではなく派遣会社を使って人材を確保しているところが増えてきていますね。
逆に、派遣会社しか使わない!なんて企業も、もちろんあります。
なので、私たちのように就職活動をしている人たちは、企業側の狙いまでを視野に入れて転職活動するのであれば、ハローワークだけ使って派遣会社の扱っている求人案件まで見ないのはちょっともったいない…というか、ものすごくもったいないと思います。
派遣会社の求人案件を見るのは、無料ですしね。
また、転職活動において派遣会社に登録すると、あなたは転職活動のスペシャリストと一緒に転職活動をすることができます
いろいろなことが相談できますよ~。
例えば転職活動においてのいろいろな心配事…
・休職期間が長いけど大丈夫かな?
・早期離職者だけど、面接の時にそれを聞かれたら
・子供ができたときの育児や家事との両立はどうしよう…
・子供が急に熱を出したら…
・退社する時間は子供に合わせたい
・未経験の仕事だから不安
・託児所がある所がいい
・資格はないけど大丈夫かしら
・履歴書ってどうやって書けば好感度を上げることができるの
・扶養の限度額で働きたい
・正社員経験がないけど…
実際はこれよりもたくさんあると思います。
1つや2つではない就職に関する心配事ですが、自分では問題だと考えることに関しても、派遣会社のスタッフは過去に解決済み…なんてケースも多いんですよ。
というか、それが、派遣会社の仕事ですからね。
派遣会社には膨大な量の、問題解決に関するノウハウがありますので、それを利用しないのはもったいない…。
こういったものを利用することで、就職活動が一気に加速しますよ~。
「もうひとりで悩まない!」なんてコマーシャルがありましたが、ほんとにこれ!
一人で悩んでいる時間はもったいなんです。経験が少ないので、間違った答えを出す可能性もありますしね。
ですがしかし、経験豊富な派遣会社を利用することで、派遣会社のスタッフと二人三脚となりますので、これは就職活動において頼もしいですよね。
一気に加速します!
また派遣会社には「非公開の求人」があります。
企業側の依頼によって求人情報を非公開にしたりするのですが、派遣会社を使うことでこういった非公開の求人上布に触れることができますので、就職活動位における選択肢がグッと広がります。
まとめ
もう一度要点をまとめてみると、
最近では、パート募集において企業はコスト削減やリスク回避のために、派遣会社を使う傾向があります。
昔:ハローワークを使って「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」
今:派遣会社を使って「戦力になる人材を狙い撃ち」
そのため派遣会社には求人情報がたくさんありますので、それを利用しないのは、とっても損な就職活動をしていると言えるでしょう。
いろいろな可能性にアクセスしていないですからね。
その可能性の中には、自分の希望とする募集案件があるかもしれません。
そして派遣会社を使って就職活動をするメリットとして、転職活動における問題をスタッフに「気軽に相談できる」ことがあげられます。
自分では大きな問題と捉えてつまずいていたものでも、派遣会社では過去に解決済み…なんて可能性も高いですよ。
そういった感じで、就職のスペシャリストである派遣会社のスタッフと一緒に就職活動をすることで可能性が一気に広がります。
特に「新婚でパートが決まらない…」と悩んでいるのであれば、派遣会社に登録して、一度相談して見ることをおすすめします。
無料で使えるものはどんどん使っていきましょう!
あなたの成功をお祈りします。